GジャンUPDATE
引き続きGジャンに気をとられています。ここ数年で再びジワジワと馴染み、チョイスの幅も広がり、淘汰され……、現在はこの3枚のローテーションです。

ファーストはこのタイプ。本当はもっと古いのが好みですが、私の体型ではこの年代のパターンがしっくりときます。50年代頃の、バックのバックルに針がないモデル。

私にとってGジャンと言えばこのタイプ、557ですね。小学生の頃の血が騒ぎます。

557で着丈が足りないときは70505。この2型には私なりの勝手な基準があり、フラップが長目でいい感じなものに惹かれます。生地やステッチの具合がよくても、このポイントをクリアしていないと自分のスイッチは入らないんですね。
なぜGジャンに惹かれるのか……、理由はわかりません。でも定期的に身体がその着心地を求めてきます。
Gパンというのは伝統的な男の衣服の中でも、特に身体の線に沿ったパターンで作られています。フィットさせるというのがポイントで、このパンツに本来の意味で完璧にマッチするジャケットとして完成されたのが557だと私は思っています。LEVI’Sの場合、ご存知の通り、ファースト~2NDモデルのジャケットまではフロントにプリーツをとった、フィット的に限界のあるデザインでした。
そのGジャンのフロントのプリーツを排したのは後発であったLEEが先で、1940年代の後半には新デザイン、101Jとして完成されていました。そしてそれに遅れること約10年、ついにLEVI’Sもプリーツを排除し、ボディにフィットさせたまったく新しいジャケットとして発表したのが557なんですね。この時点でGパン誕生から既に90年くらい経っています。
その完成度は、最高レベル。当然パンツのオリジナルデザインを完成させた人とはまったくの別の人の仕事なわけですが、その先人の意志というか意向を消化、さらに昇華させ、歴史に残る素晴らしい仕事を残しました。
最初からあったわけではないのに、あたかもそうであったような完成度。すごいデザインだと思います。(オオフチ)

