| TONAO TIMESは、「楽しい引き出し」をめざしてつくったメディアです。
出発点は、僕という個人の興味です。
この僕は、それほど興味の幅が広いわけではありません。
むしろ偏狭で、どちらかと言えば新しいものに拒否反応を示しやすい
性質を生まれながらに持っています。
そんな僕にも自分なりの楽しみがあり、それを誰かと共有したい意欲があります。
たとえば雨上がりの街の空に虹を見つけたら、
光の色や明るさや長さや、
あるいは偶然の出会いに至る必然の経緯とかを誰かに話したくなるに違いない。
そんな生まれたての火山岩みたいな感性を、
ほぼそのまま放り出して表現するのに、
"いま"もっとも適しているのがインターネットだと気付きました。
とは言え、この世界のことがよくわかっているわけじゃありません。
ほぼ無知、というほうが正しい。
ネットショッピングで本やCDを買ったのも、つい最近です。
昨年からブログを書く機会をもらって毎日更新を続けていたら、
行ったことのない街に住む会ったことのない人からもメッセージが届いた。
その不思議さに、ただ素直に驚いている。
そんな程度の知識と経験しかないのに、
それでもメディアをつくってみようと思ったのは、
楽しさやおもしろさに輪をかけたかったからです。
僕という許容範囲の狭い人間であっても、日々出会う場面のなかに
興味深い事柄が潜んでいる気配は感じ取れます。
そのかすかな匂いのようなものを誰かに伝えたら、
おぼろげながらも輪郭をたずさえた何かにふくらむんじゃないか。
さらに、その気配に別の気配を重ねたら、
はっきりと目に見えるものになるんじゃないか――。
そんなふうに興味の輪がいくつも連鎖して、やがて誰にとっても
「楽しい」形に育ってゆく可能性を、このインターネットの世界で発見したのです。
「いまさら何を言ってるんだ」と思われることでしょう。
けれど、僕はあらゆる点において理解に時間がかかり、
また自分の体験を基にしないと前に進めない、実に手間のかかる人間なんです。
とにかく僕は、与えられた時間のなかで、
自分の内側から沸き起こる「楽しさ」を発信し続けていたい。
そんな、出口を求めてさまよっていた意欲を注ぎ込める器に、ようやく出会えました。
それが、このTONAO TIMESです。
日々変わりゆくであろう「いまの気持ち」を、これでもかと流し込みたい。
そんなわけでTONAO TIMESは、
僕という人間が生きてゆく時間のなかで抱いた興味を軸にして動いていきます。
だからタイトルに自分の名前をつけました。
ここで掲載されるすべての情報に責任を持つ、という意気込みも含めて。
そして、心の奥底から感謝するのは、意欲ばっかりで
何もできない"僕"を支えてくれている"みんな"の存在です。
誰もが、まさに手弁当で協力してくれています。
ありがとう、という言葉では言い尽くせない気持ち、
それをどうお返ししたらいいか、ちょっと見当がつきません。
でも、ただひとつ恩返しになることがあるとすれば、
このTONAO TIMESを少しでも広く深く、絶やすことなく
つなげてゆくことだと思います。
TONAO TIMESは、毎日何かを新しくします。
それは、僕にとっての実験です。
そして、その場にひとりでも多くの人に参加してもらい、
予期せぬ「楽しい」化学反応が連鎖することを願いながら、
はるかなインターネットの世界に旗揚げ宣言します。
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