ももに泣く

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照りつける暑さの中、毎日汗をたっぷりかくから、水分欲しさと甘い香りに誘われてこの時期に食べたくなる、もも。

おかあさんから、大きなももが4つ届きました。それに加えて、実家で漬けているお馴染みのガリとか、鮭の粕漬けとか、ふたつの荷物にはぎっしりと食料が詰めてありました。

高校生の頃から今に至るまで、爆笑エピソードや珍事件をたくさん抱えられるほど自由に生きてきました。そんなわたしを見守ってくれるおとうさんの口癖は、「家族は信頼関係がいちばんだからなっ」

じゃじゃ馬娘を信頼し続けるだなんて、どれほど強い親かといまになってそう思うのです。昔から変わらず、私がやることに関して一切反対しません。その代わりというか、いつも言われるのは、「やるからには最後までやりなさい。それと他人に迷惑をかけちゃいけない」。この二言がセットでした。

実家から離れて約7年。その信頼関係はより強く根を張るようになっています。手紙を添えず、小遣いもなく、ただ食料がぎっしり詰まった荷物こそが、我が家の愛情のカタチ。


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