通してたまるか!

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言うまでもなく、世界にはたくさんの道があります。すべての道はローマに通じています。

いや、それはどうかわかりませんが、いずれにせよ、たくさんの道があり、それぞれにモノガタリがあります。道という言葉の響きには、なにかそんなノスタルジックな想いを人に抱かせます。

……それにひきかえ、この道……。ボクらの愛すべき国道246号線。「ニーヨンロク」の呼び名で親しまれているこの道路、工事が多いことでも知られています、なんてのんきな言い方ではとても気がすまんくらい、いーーーっつも工事をしています! 

いや、ホント。ボクが生まれてこのかた、ノー工事ストップでこの道を“ふふんふんふん、人生こんなにスムースでいいのかしらん、なんだかちょっと怖いくらい”なんてピチカートファイブもどきの自作鼻歌を歌って通った試しがありません。そりゃ、そうか……。いや、歌の話です。

まあ、この246からなにか学べるものがあるのかわかりませんが(ふん!)、それでもやっぱりなぜか愛されている246。沢木耕太郎さんも、『246』なるタイトルのエッセイ本まで出してますからね。

なんだか、くやしい。この愛憎半ばの感じというのも、ブランディングのひとつの副産物、というか、ある種のスパイスですね。

やれやれ、人間とは、なんてかくも複雑な生き物で、その人間の心をつかむブランディングとは、なんと奥深く楽しい仕事か。

ちょっと飲みにいこう、っと。


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