京のほっともっと

先週の京都見聞録のつづき、です。
京都御所の周りを歩いていたら、こんな『ほっともっと』のお店を見つけました。
地域によっては『ほっともっと』というお弁当屋さんを知らない方もいらっしゃるかも知れませんが、オリジナルの看板は赤と黄色と白を基調にした、ちょっとかわいらしくしゃれたものです……。
なんて、実は僕の仕事なのです。『ほっともっと』のブランディング。デビューのCMも創ったんですよ。是非、街で見かけましたら、お弁当、買ってくださいね。お米もとってもおいしいです。
さて、この看板。オリジナルとは違って茶色です。そう、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆる景観保護のために、京都の観光地区にある『マクドナルド』やコンビニエンスストアも看板を茶色にそろえています。
景観保護という考え方は、街サイドから見ると『街のブランディング』そのものであり、とても大切な事です。ドイツやヨーッロッパの国などでは、商業施設だけでなく一般家庭も洗濯物を外から見える場所に干してはいけない、などの自主的な規制をつくっているところもあります。
この取り組みのなんとも不思議なところは、『街のブランディング』に協力をしているブランドサイドにも心理的なメリットがあることなんじゃないかな、と僕は思っています。京都の街の景観創りに協力して“我”をおさえる『ほっともっと』や『マクドナルド』にそこはかとなく好感を抱く人は多いのではないでしょうか。
ね、たまには大きな視点で行動してみることが、自らの利益にも返ってくるのですねえ。
ブランディングの視点でいろいろと物事を見ていくと、なんだか人生訓が出来るみたいです。いや、ホント。

