イカしたやつ、探しています

Coolと言う言葉が「格好いい、イカした」という意味を持つようになったのはいつからな んですかね? それ以前はHotが「すごいやつ」って感じで、褒め言葉だったような。
まあ、それはそれとして、これ、日本上陸が待ちに待たれ、もういいかあと思っていた頃にやって来たアバークロンビー&フィッチの、銀座に建設中の旗艦店のショウウィンドウに貼られている求人広告です。
アメリカ発のカジュアルブランドとしてご存知の方も多いと思いますが、このアバークロンビー&フィッチ。実は創業1892年の超老舗ブランドです。もともとは無骨なアウトドアウェアがメインで、なにやらヘミングウェイも顧客だったとか。それが様変わりするのが1992年。ヴィンテージ風のカジュアルファッションブランドとして生まれ変わりました。実はボクはその時期にアメリカにいて、このブランドの凄まじいまでの成長を肌で感じていました。
ボクが大好きな写真家ブルース・ウェーバーの撮る世界観がすばらしかった。健康的で、そしてとてもセクシャルなポートレートに皆憧れ、カタログもなかなか手に入らないほどでした。
そして、さらにすごかったのが、出店に際してはマネージメントが近隣の大学をまわり、Good-Looking Guy and Girlsを店員としてスカウトする、という手法でした。実際、店舗に行くと、かっこよく、清々しい店員がアバークロンビーの服を着て、にこやかに接してくれます。GAPよりセクシー、そしてちょっとノーブル。みんな完全にやられてましたね。なにより、このショップの店員になることがある意味ステイタスだったわけですから、おのずと店員の立ち居振る舞いも、なにやら“選ばれしもの”の匂いがしていました。
このアバークロンビー、日本ではなかなか手に入らない、というのもひとつのステイタスだったように思います。それが通販で手に入るようになり、そして、いよいよリアルな店舗。しかも銀座!
はたして、どんなお店で、どんなCool Peopleがボクらを迎えてくれるのか、とても楽しみです。

