歌舞伎座がその幕を閉じましたね

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以前にも、威風堂々たる「あと何日」電光掲示板の威力について取り上げたのですが、ついに歌舞伎座が立て直しのためにその幕を閉じました。
さすがに最終日近くになると連日すごい人出でした。オフィスがすぐ近くで、歌舞伎座の前を通らないわけにはいかず、図らずもその終焉を毎日定点観測するようなことになったのだけど、不思議な盛り上がりでしたね。
惜しんでるんだか、よろんでるんだか。うーむ。まあ、イベントってのは、いいもんだ、的な。まさに、歌舞伎もんの精神なんだろか。わからないけど。

ちょっと前に、北極だか南極だかの「環境を考える」観光ツアーで、崩れ落ちる氷の壁を見て歓声を上げるアメリカ人観光客をいかがなものか的に取り上げている記事があったけど、まあ、ちょっと違うか。なんのことやら。

とにかく、勝手ながらもささやかな毎日の中の一風景として歌舞伎座を取り込ませていただいた身としては、なんとかあの風情を残しながらの再構築ができなかったのかな、なんて思ってしまうけれど、それもまあ、しゃあないのか。なんて、微妙になげやりになったり、やるせなくなったり、前向きにならなくちゃ、なんて自分の生き方まで考えさせられたり。ってのは、ちょっと大げさですけれど、なんでもかんでも新しいものがいい! なんて屈託なく言えた時代は過ぎている気がする。
歌舞伎座と比べるわけではないですが、三菱の一号館はなかなか見事です。

解体と再構築。

それがボクなりの最近のキーワードなんですよね。ブランドって、ひとつのところにとどまっていてはその価値を維持できない。だから常に生まれ変わっていかなくてはいけないものなんです、実は。でも、過去の資産を上手に活かしながら生まれ変わっていかなくてはブランドとは言えない。旧くてフレッシュ。難しいんですよね。だからこそ人を魅了する。

新しい歌舞伎座が登場するのは2年後らしいです。楽しみです。さ、ボクもがんばろ。


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