バベルの塔かっ!?

すいません、ちょっと倒れてました。激務……、なんてほどではないのだけれど、ちょっとやられてました。
で、なんだか天候が不安定な今年、霧雨が降る表参道を通過中にふと見ると、六本木ヒルズのてっぺんがすっかり雲に埋まっておりました。バベルの塔みたい。
完成以来その佇まいだけではなく、住人たちのキャラクターや行動によっていろんなものの「象徴」として語られることの多いビルです。青山から麻布に向かって歩くと、路地の向こうにドスンとそびえ立っています。その姿はなかなかに威風堂々。ボクの生活圏からすると、東京タワー(新旧まとめて)よりも東京のランドマークになってますね、完全に。好きか、と問われると、残念ながら「あまり」と言うカンジなのですが。
人間がみずからの能力を過信し、神に近づこうと空へ高く高く築き上げ、その頂が雲に達せようとするときに神の怒りに触れて破壊されてしまった。それがバベルの塔。なんだか、ボクが持っているこのビルへの思いがこの絵に投影されているようでおもしろいです。
もっとも、汚れなき子どもの目からすると、「いけー、雲を突き破って空高くまいあがれ〜〜〜」なんて無邪気に声援を送りたくなるのだろうか。……ならないな、きっと。
ゆがんでる? ボク?
何はともあれ、一度着いた印象って今さら言うまでもなく、変えるのは大変です。まあ、六本木ヒルズにこれだけ残念な印象を持っている人は、もうそれほどいないんでしょうけどね。がんばれ六本木ヒルズ! なんて、勝手に残念がって、勝手に応援したりして。
それにしても、イメージという点では、この写真の隅でテカっと笑っているキューピーもかなり強い個性を存分に使って、そのブランド価値を高めてます。もはやいじりがいのあるベテランタレント。
ちなみに、ですが、これ、ボクたちが3年前に某化粧品会社さんに提案した広告案とそっくり。やっぱりクライアントとの出会いとタイミングって大切なんだよねえ。ね、池田くん。

