HONDAの本社です

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今回の震災にあたり、企業がどういった対応をしたのか、あるいは現場で社員がどういった判断で動いたのか、という記事がいろいろな媒体で報じられています。
その中に、ディズニーランドのキャストの方たちが、ホスピタリティとある種のユーモアをもって、多くの来場者のケアにあたったという記事がありました。完璧なマニュアル主義で知られているブランドですが、マニュアルとともに、その根幹にあるブランドの基本姿勢がしっかりと身にしみついていたことが大きいようです。「マニュアルだけに頼る人間にはならないでいただきたい」ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの入社式での社長の言葉です。

ボク自身のブログでも書いたように、if plan(もしもの時の想定マニュアル)も大切ですが、基本となる考え方をしっかりとシェアしていくことがとても大切なのだと、改めて思います。それが、ブランディングの出発点なんです。

で、その基本となる企業の価値感(何を大切にし、どう行動するのか)をどのような方法で共有していくのかに知恵を絞るわけですが、日常の生活の中でその価値観を体感できるといいですよね。

そこで、このHONDAの本社です。一件なんの変哲もないオフィスビルに見えますが、各階の窓が奥まっているのが分かりますでしょうか?これは、創業者である本田宗一郎氏からの、「地震があった時に窓ガラスが散って、近隣の方に迷惑をかけないように」との注文を受けての設計なんです。その生業の性質から、事故等には非常に敏感だったという本田さん。

何か起こった時の行動も大切ですが、それ以前に行動を“起こしている”。社員の方も自社のビルについての説明をしながら、そのブランドの根本的な価値観を言える、感じられる。なにより、その“思想”の中で日々仕事しているわけですからね。
さすがです。すごいなあ。すごいひとは、すごいです。


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