「ジャパン・カスタム」イッキ弾き! #3:OMC-28 CUSTOM

TTMT4A.JPG
Photo:Horasawa Sachiko


くびれ美人は、OとDのいいとこ取り?


TT 出ました、カッタウェイ。激しくくびれた部分の工芸品的美しさには、つい見惚れてしまいます。
FT これは、フィンガーピッキング好きな人から大尊敬されてるローレンス・ジュバーさんのシグネーチャーモデル、「OMC-28 Laurence Juber」をベースにカスタムしたモデルです。


TTMT4C.JPG
この絶妙な曲線がカッタウェイの魅力ですね。


TT ジュバーさんのものとはどこが違うの?
FT まず、ジュバーさんのは裏板と横板にマダガスカル・ローズウッドを使ってありますが、こちらはインディアン・ローズウッドを。また、ジュバーさんモデルにはなかったフィンガーボード・ポジション・インレイを入れたり、オールドタイプのラージロゴをヘッドに採用したりと、全体的にヴィンテージテイストでまとめました。

TT ふむふむ。しかし、カッタウェイだと、どうしてもくびれた部分まで弾きたくなるよね。高音ギンギンなロックギターみたいな感じで。
FT カッタウェイだからそうするのって、ちょっとカッコ悪いですよ。
TT そういうもんなの?


TTMT4B.JPG
くびれてるからって、こういう表情になるのもカッコ悪いです。


FT 形状よりも感じてもらいたいのは、やっぱり音ですよ。OMというモデルは、ボディ形状やサイズがOOO(トリプルオー)と同じだけど、OOOよりスケールが長いんですね。OOO-28のスケールが24.9インチ、632.5mmに対して、このOMC-28Cは25.4インチ、645.2mmなんです。
TT ビミョ~。だけど、約13mmの差は確実に存在してますよ。OOO-28よりジャキジャキしているというか、ちょっとDに近い響きがする。
FT OMのスケール長は、実はDのスタンダードモデルと同じなんです。だから、OOOとDの中間みたいなサウンドと言ってもいいですね。それを業界では「ガッツのある音」と呼んでます。

TT ウソでしょ?
FT ええ、僕だけがそう呼んでます。ま、でも、ロングスケールならではのサスティーンの長さは特徴的ですよね。
TT そこに、薄いボディならではの音の立ち上がりの速さもある。OとDのいいとこ取りなんだなあ。
FT 締まった感じの中音域はかなりいいですよ。通好みの1台かもしれませんね。
TT それはそうと、自分だけ衣装を変えたでしょ。
FT いまごろ気づきました?


TTMT4D.JPG

OMC-28CUSTOM ¥546,000


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社