No.026/石橋を二度叩いても渡らない奴

●氏名/フクチ君
●職業/イタリアンレストラン『タベルナ クァーレ』オーナー
●性別/
●年令/40代
●外見/雑誌「LEON」のジローラモ風?
●お店のHP/http://www.quale.jp


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「同級生のフクチさんです」と紹介すると、皆さん「へぇ~」って顔をします。そう、かれこれ○年の長い付き合いになっておりますね。

服飾専門学校時代からの同級生たちは志が同じ仲間だったおかげで、いまだに仲良くしています。
つい先日も仲間のファッションショーを見てきたのですが、必ずそこで再会する恩師や同級生の姿をみとめ、年に何度か懐かしい思いに浸ります。そのなかで、なぜか飲食業に転身したのがフクチ君と私です。

フクチ君とは学生時代から同じクラスだったり、席が近かったりで比較的仲良しのグループでした。その頃の印象を披露しましょうね! たぶん、いまのフクチ君の印象とはちょっと違うかもしれませんから。

最近は「LEON」のジローラモ風、イタリアンレストランオーナという肩書きにピッタリはまって(?)おりますが、若かりし頃はよく私に、
「フクチって、“毎日香”のCMのサダキチに似てるよね~」と言われておりました。
外見もあのイラストに似ていたのですが、フクチ君は真面目でコツコツやるタイプで、とにかくこまめ! そんな雰囲気がサダキチを彷佛とさせていたような気がします。

男子なのにちゃんと自炊して、自分でつくったお弁当まで持ってきていました。
「ふくちー、今日はお弁当? じゃ、いっしょに食べようよ」と、よく我々女子チームと昼食をとっていたものです。

それから、自宅のアパートを自分なりに改装したとよく話していましたね。考えてみると、何でも自分で手をかけるいまのフクチ君の片鱗はこの頃からあったんだね!

こんなこともありました。ある日居酒屋の座敷で飲み会の後、靴を履くとなぜかいつもとフィット感が違います。その日は茶色のローファーでした。「……?????」。
すると「カヨちゃーん、それ俺の靴だよー」とフクチ君の声がします。
フクチ君と私は靴のサイズがほぼ同じだったんです(!)。しかもその日フクチ君も茶のローファーでした(笑)
この事件がきっかけで、数年後フクチ君は職場のパーティーで女装コンテストがあったとき、私から黒のハイヒールを借りて見事優勝という快挙(?)をなしとげました。

学生時代からなんでも調べて、確認して、地道なタイプのフクチ君はいままでも何度かのチャンスを彼なりの判断で見送ってきたように思います。その度に私は「石橋を何度叩いても渡らないねー。何度も叩いたら壊れちゃうよ」と言ってきたものです。
でも、これまでの判断や経験が活かされていまのフクチ君があるのだから、どんなことにも間違いというのはないんだなぁと思って見ています。

現在はサービス業の同業者ではありますが、スタートラインはクリエイティブな分野を目指していた仲間としての感性をお互い持ち続けたいと願っています。


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