創刊のごあいさつ
インターネット世界のみなさん、こんにちは。そして、はじめまして。
2006年8月4日、TONAO TIMESがはじまりました。
僕がこのメディアをつくろうと思ったのは、
実に単純な動機からでした。
毎日いろんな場所で、行き当たりばったりに出くわす「!」や「?」。
見過ごしても忘れても、日々の暮らしは何も変わらないほど、
それは健気なまでに小さい出来事だったりします。
午前5時に遠くで鳴る鐘の音。野良猫の通り道。
ひとつだけ球が切れた街路灯。空き地に咲いてる黄色い花。
雨が降りそうな匂い。デジタル時計が示した誕生日と同じ数字……。
そんなささいな瞬間を「おやっ」とか「あれっ」とか思えると、
なぜかうれしくなります。
そういう、一瞬だけしか開かない偶然のドアに手を差し込んでみると
予想もしなかった“その先”が待っていて、
僕をいろんなところに運んでくれる。
その驚きやよろこびは、やっぱり誰かに伝えたくなるんですね。
そうした、ともすれば行き場を失いがちな
意欲を注ぎ込む器をずっと探していました。
そしてやっと、このメディアにたどり着きました。
すべては僕という個人の興味が出発点。
どこまでつながってゆくかはわからないけど、
焦らずこつこつと「!」や「?」をすくい上げていこうと思います。
毎日、ちょっとずつ新しくしながら。
手元にあるノートブックパソコンもろくに使いこなせないのに
電子メディアの立ち上げを思い立ってから3ヶ月。
たくさんの人のまさに手弁当的協力を得て、一気にここまで来ました。
ほころびだらけですが、それもまた僕の、ありのままの姿です。
今日、ここに来てくれたすべての人に感謝。
明日も、何気なく待ってます。
