明日吹く風は今日吹かない
すでに昨日のことですが、44歳になりました。
11歳は言うに及ばず22歳のときはもちろん、33歳のときですら
44歳になる自分など想像もできませんでした。
次のゾロ目が55歳かあ。まるでビジョンが浮かんでこない……。
「いまの知識や経験を持ったまま、20年前の自分に戻れたら?」
なんて想像をしたことがありませんか?
それが現実になったら、より充実したキャリアを積めるはずだから
いまより高い収入を得られるかもとか、
中身は大人のはずだからめちゃくちゃモテるかもとか、ね。
時の番人が目の前に現れて、「20年前のお前に戻してやる」と
言ったとしても、たぶん僕は遠慮します。
そりゃやり直したいことはいくつもありますよ。
でも、若いというだけで苦労しなくちゃいけないことはたくさんあるし、
記憶のなかの20年前の自分は相当にダサかったし、
何年前に戻ったとしても結局は歳を取っちゃうし。
とにかくここまでの20年はそれなりに頑張ってきたから、
それと同じ頑張りはもうお腹一杯だよなあ、と思うのです。
結局どうあがいても僕らは“いま”以外を生きることはできませんね。
明日死んじゃうとしても、明日までの“いま”を積み重ねてゆくし、
光り輝いていた20年前の“いま”に戻ることもできない。
だからね、“いま”できること、“いま”やりたいことに目を向けるほかに
すべきことはないんだろうなと、44歳になって思うわけです。
年齢を言い訳にして、やれることとやれないことを決めるのもシャクだし。
明日吹く風は今日吹かない! 名言、じゃないな。
いい年しても、じたばたと飛び出る杭でありたいと願う
TONAO TIMESは、少し大人になりました。たぶん……。
