アイスホッケー:大人の部活
僕の好きなものシリーズ。今日はアイスホッケー。
毎週木曜日午後11時45分から1時間半、僕はアイスリンクにいます。
バカげた時間に必死で滑りまくるのは、僕らがバカげた大人だから
だけでなく、リンクの貸切時間枠が深夜にしか設けられていないから。
かつて働いていた編集制作会社の社長が北海道出身で、
いきなりアイスホッケーチームをつくると宣言。それがすべてのはじまり。
とは言えその時点の僕は、アイスホッケーを見たこともなければ
スケートが滑れたわけでもありませんでした。勢い、ですね。
それが29歳の10月。以来今日まで14年間、ほぼ休まず通ってる。
何が理由でここまで続いてるのかなあと考えて、
最近になってひとつはっきりしたことがありました。それは、発散です。
ストレス解消目的で何かをやるようなオヤジになんかなりたくないし、
そんなつもりでホッケーをはじめたわけでもないけど、
体にたまったオリのようなものを週1回吐き出す習慣が身について、
もはやそれなしでは気持ち悪い体質になってる。
身の回りにあるものを何でも仕事に結びつけるような働き方をしてきて、
けれどホッケーだけはそのどれともつながっていない。
メンバーだって、毎週木曜日にここで会うだけ。
束の間だけどそれぞれの日常をいったん切り離して、得点が入れば
飛び上がってよろこび、ミスすれば罵声を浴びたりがっかりしたりする。
その無邪気さと、完璧なスイッチの切り替えが、
ほかのなにものにも代えがたい魅力なんだなと思うのです。
大人の部活、ですね。そんな深夜に無酸素運動で大汗かくなんて、
体にいいとは思えない。でも、心はかなりクリアになりますよ。
