5秒の猶予
連日報じられる能登半島地震の被害には背中が寒くなります。
余震が続いているそうですね。あれは精神を弱らせます。
僕も新潟でそれなりに体験したので、
能登のみなさんの気持ちが少しはわかるつもりです。
そうした地震関連の報道のなかで目をひいたのが、
「気象庁、初の発生前予測」。
「緊急地震速報」を研究してきた気象庁は、今回はじめて「速報」を提供。
震源に近い輪島市などでは揺れの後だったものの、
震度6弱の能登町では大きな揺れが来る5秒前に伝えられたそうです。
現在のところ、この「速報」を知ることができるのは
鉄道や病院などの一部の機関だけですが、今年の9月をメドに、
テレビや防災行政無線を通じて国民にも情報提供が行なわれます。
5秒で何ができるのか。
地震速報が可能になると、そこがひとつの鍵になりそうです。
けれど、いきなり揺れに襲われるよりも、
5秒の猶予をもらえたほうがほぼ絶対にいろんな意味で有利ですよね。
完全な予知ではないにせよ、気象庁が実用化させたこのシステムは、
やはりとてつもないものだと思います。
と同時に、そこまで地震の研究をしなくちゃいけない
日本という土地の特殊性にも、あらためて気がつかされました。
いつどうなるかわからないことを気に病んでもしかたないけど、
いつどうなるかわからないということは肝に銘じたほうがいいみたいです。
