ルールよりモラル
今日はまず写真から。
「神宮前定点観測」のアチャコフさんが撮ってくれました。
神宮前交差点のある表参道の街路樹には、
わりと頻繁にキャンペーンの旗が並びます。
今週は、この「グリーンバード」でした。
「グリーンバード」は、活動4年目のNPO。
原宿表参道から発信された、「街のおそうじ隊」です。
「街を汚すことはカッコ悪いことだ」という気持ちを持って、
いろんな場所で活動しているそうです。
メンバーの3分の2が学生さんだって。掛け値なしに立派ですよね。
で、神宮前の旗のコピーが「ルールよりモラル」。
こういうことをあえて言葉にしなきゃならないってのは、
それを学生中心のNPOに示されるってのは、やっぱりなかなか痛い。
ルールにあってモラルにないのはペナルティです。
たとえば、事故が起きた交差点に信号機を備える。
そこで生まれるのは、信号機を守るというルールと、
信号無視をした場合の罰則規定。
じゃ、信号機ができたから絶対の安全は確保できるのかというと、
やはりそれは無理なんですね。むしろ青信号だから速度を落とさず
走り抜ける可能性が増すかもしれない。
どうしたら事故を防げるかと言えば、クルマも人も、徐行するしかない。
信号機があろうとなかろうと。それが、交通のモラル。
事故を例にするのはいささか大げさだとしても、
自分がイヤなことは他人もイヤなんだという、
想像力と言うまでもない気遣いが薄れてるんでしょうかね。
しかし嘆いてもしかたないわけで、
せめて「モラルよりルール」というコピーが声高にならないよう、
カッコ悪くない生活を送りたいと思うのでした。
