出会いと別れの境目
たとえば、
誰かと出会ったとき、たいがいは別れをイメージしませんよね。
その出会いが“好き”のはじまりで、
過去の経験やそのときの状況から別れが必然だと気づいても、
やはりたいがいの場合、その“好き”を止めることができない。
むしろ、思いが加速したりする。
期待と失望。獲得と損失。そして、出会いと別れ。
それらは決定的に相容れない関係のように見えて、
ほぼ必ず連鎖を繰り返す。
この国の場合、今日と明日には大きな区切りがあって、
その境目では、人の出会いと別れが一度にたくさん訪れます。
最初からわかっていたことでも、いざその瞬間を迎えると、
用意していた言葉が言えなくなったりしてね。
その刹那、せめてもの救いになればと、
そうして僕らは次への連鎖を願うわけです。
なんだか切ないなあ。3月31日って。
