サバ!

「サバを読む」のサバは、どうやら魚の鯖でいいみたいですね。

数字をごまかすときに用いるこの表現は、
江戸時代から使われていたらしく、足が早くてたくさん獲れる魚なので、
とっと適当に数えてサバいちゃえってところから、
サバ読みが行なわれたそうです。
サバいちゃえって駄洒落が起源ではないと思うけど。

漁獲量の多さはフランスでも同様で、しかも4月がその旬に当たるので、
彼の地では「ポワソン・ダヴリル(Poisson d'avril)」イコール「4月の魚」
転じて「4月バカ」つまり「エイプリルフール」という意味もあるそうです。
「元気?」という仏語の「Ça va?(サバ?)」とは、たぶん無関係でしょう。

あなたは、サバを読むことがありますか?
主に年齢詐称で用いられるけど、実年齢ってやつは1年間しか使えず、
長い人生的見地に立てば足が早いとも言えるわけで、
だから適当に数えちゃっていいのかもしれませんね。

なんでこんな話になったかというと、
さっきふいに「サバの味噌煮、食べたい」と思ったから。
子供の頃は魚より肉だったんだけど、
30代になってから肉より魚が好きになって、
そこからサバと数字の思わぬ関係性に考えが至ったわけです。

塩サバもいいし、サバ寿司もいいね。

午前4時を回ると、僕はお腹が空くみたいです。
その飢餓感だけは、いくつになってもサバ読みできないのであります。


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