そういうこと、だから

「そういうことになってる」という暗黙の了解みたいなものって、
いたるところにあるでしょ?

地域や業界や会社や学校における「そういうこと」って、
いわゆる新入りの時期にはそれを覚えることからはじまって、
それを理解して使いこなせるようになると、
おおむね「いっちょ前」と呼ばれるようになるわけです。
だから、それなりの年月で「そういうこと」に構築された事柄の
良し悪しなど考えてるヒマなどないし、あるいは「そういうこと」に
身を任せてこそ「大人になった」と認められたりもする。

けれど、「そういうこと」がどういうことか疑いはじめると、
「そういうことにならなくてもいい」事実の多さに驚くんですよね。
それはもう、余計なこと考えなきゃよかったと後悔するくらいに。
そうした「そういうことにならなくてもいい」事実を
いちいち訂正していたら身が持たないけど、
どうしても「そういうことにならないほうがいい」場合は、
やっぱり黙っちゃいられない。たとえば「王様は裸」と叫ぶようにね。

そうして青臭い正論をぶってると、
やがて僕は頑固ジジイと呼ばれるんでしょう。それでもいいや。
なんかね、「そういうことになってる」に乗っかって大人ぶるのって
カッコ悪いなあと思うようになったんです、最近。
とは言え、瞳に炎を浮かべて「オレが正義」と熱くなるのもイヤだけど、
「そういうこと」が「どういうこと」かを疑う手間を、
面倒や無駄だとあきらめたりしないつもりでいます。

何かにたとえることもない今日の話は、広義でグチですね。
気にしないでください。そういうことで、よろしく。



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