資格と資質

僕の仕事は、雑誌を主戦場とする印刷物の企画や編集や
原稿書きだったりするわけだけど、
この業務に必要なのは資質だと思っています。
資質を辞書で調べると、「生まれつきの性質」とか「天性」とあって、
でも、個人的には磨けば光るセンスや才能に近いかなとも思います。

同じ業務を、たとえば出版社で行なおうとすると、
入社のための資格が必要になるんでしょう。
それはおおむね学歴だったりして、
となると資格は、ほぼ試験と同義みたいですね。

資格と資質。暴力的にたとえると、ハードとソフトじゃないかなあ。
処理能力の高いコンピュータは、たぶんお金を出せば誰でも買える。
けど、それを使っていかに興味深い仕事をするかは、
誰にでもできるものじゃない。
「そりゃ妬みだろ」と言われたら、世間様が納得するような
資格を持っていない僕にはお返しする言葉がありません。
ま、資格も資質も両方持ってるほうがいいいよね。

新しい教育の法律が議論されていて、
そのなかには教員免許の更新制度が盛り込まれているそうです。
一定期間を過ぎると、先生は然るべき試験を受け、
不合格なら免許剥奪もあり得る。
それもまた、資格と資質の追いかけっこですね。
しかし、いま求められているのはどっちなのかなあ。
良い資格を持てば資質も向上するんだろうか?
良い資格のない僕には、その答えを出す資格がないかも?

だからひとまず、必死で資質を上げようと、今日も明日ももがくのでした。


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