水疱瘡

しばらく様子を見ていた話題があるんです。

ある週末の1泊2日の野外イベント取材。
仕事仲間のひとりが水疱瘡を発症しました。
最初は誰も、そんな病気だとは思わなかった。本人だってそうで、
「ここんところの疲れがジンマシンになって出たのかなあ」とか、
「夕べ寝たバンガローで虫に刺されたのかも」とか、そんな程度。
でも、さすがに体のあちこちが変なので、月曜日に医者に行ったら
「家から一歩も出ないように」と宣告されたのです。

ここからが小さなパニックのはじまり。
取材には数人の仲間が参加していて、ほとんど行動を共にしてた。
水疱瘡ってのはいわゆる空気感染で広まるから、
発症の連絡を受けた仲間はだんだん笑えなくなってくる。
ご存知のように水疱瘡は、一度かかれば生涯感染しません。
ちなみに成人の感染比率は90~95パーセントなんだって。
でも、大人になってからだと症状が重いらしいし、ねぇ。

で、大の男が母親に電話するんですね。「ね、オレかかったっけ?」
で、大の男の母親たちはたいがい、「そんなの忘れちゃった」と回答。
昭和の母はタフだなあと思いましたね。
「そんなんで死にゃしないわよ」って勢いです。

なぜしばらく様子を見ていたかというと、
一般的に水疱瘡の潜伏期間が約2週間だから。
その間にこの話題に触れて、もし僕が感染していたら、
新たなパニックの渦が広がるでしょ? それはシャレにならん。
でもだいじょうぶ。ほぼ20日を過ぎても発症しませんでした。

ちょっと前に流行したハシカじゃなく水疱瘡。
字感がね、痛々しく、かゆそうだよなあ。


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