ウシガエルの悲劇

ツボカビ病、国内の野生ウシガエルにも感染が
認められたというニュースが数日前に報じられました。
オーストラリアやパナマなどでは、種を全絶させた恐ろしい伝染病。
なんだけど、その感染経路は不明で、しかし人間には感染しないし、
僕の暮らしでもカエルと直接の付き合いはないから、
その影響力はよくわからないわけです。

とは言え、この自然界の大きなサイクルのなかで、
無駄な生き物は一切存在しないとしたら、
やはりカエルが果たす役割はそれなりに重要で、
となるとやがて僕ら人間にとってもツボカビ病の感染力は
無視できないものになる、はず。やっぱり、怖い話、なんだ。

いまや世界は均一ですね。
よくも悪くも海外の出来事があっという間に伝わる。
その伝播スピードも日に日に速くなってる。

実は来週、いきなりアメリカ取材の予定が入って、
もはやそれ自体に一切の恐さを感じないんだけど、
そうして気軽に海外へ行けちゃうってことに何の抵抗もなくなると、
この僕が何かを媒介する恐れだってあるんだなあと思ったんです。
ツボカビ病のニュースでもっともリアルに感じたのは、そういうことでした。

この雨をよろこんで、きっとウシガエルたちは
ぼうぼうと鳴いているんだろうなあ。
なんか切ない気分になるなあ。


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