複雑な記念日

父の日も、母の日同様アメリカ起源ですって。
1910年、ワシントン州に住んでいたJ.B.ドットという女性が、
男手ひとつで育ててくれた6月生まれの亡き父親のために、
教会の牧師さんに頼んで礼拝してもらったのがきっかけらしい。
その3年前に母の日起源があったので、
父の日もあるべきだと、そうして記念日に制定されたそうです。

その歴史もふくめ、やっぱり父の日は
母の日のオマケみたいな印象は拭えませんね。
ドットさんの気持ちを踏みにじるつもりなどまったくないんです。
ただ、娘と父と、息子と父ではスタンスが異なるというか、
女の人には記念日があってもいいけど男には照れ臭いというか、ね。
そう言えば父の日も母の日も、女性の発案なんだよなあ。

これはあくまで僕の感じ方だけど、
父親にはいつ感謝していいのかよくわからないんです。
感謝してはいても、それを口に出したりしたら、
僕はあなたを越えられないと認めちゃうようで、
それが悔しい感じなんですよね。
男にとって、母親が人生初の恋人であるなら、
父親は生涯のライバルというか、母が海なら父は山というか。う~む。

女の人からしたら、そういうのってアホらしいのかな。
あるいは、単純に僕が感謝ベタなだけかもしれないけど。

いずれにせよ父の日は、親不孝な息子にとって
母のそれより複雑な日であることは間違いない……、
と思うんですが、倅のみなさん、どうっすか?


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