飽きないドラマ
エリート街道をばく進していた医者や弁護士が、
何かのきっかけで挫折を強いられ、
どん底まで落ちた状態から再びはい上がる、
というような筋書きのテレビドラマはよくあって、
その予定調和的なストーリーはともかく、主人公が「どん底だなあ」と
嘆く新しい事務所の様子は、少なくとも僕からすると、
そんなに悪かないというか、都内でそれだけの広さがあったら
けっこう家賃は高いだろし、また古臭さでプア感を出そうとして、
むしろ味わいをかもし出してしまい、
ちっともどん底に見えないんですよね。
そうなったら、キャストの演技や脚本に期待するしかなく、
でも一度失せた興味を再び盛り上げてくれるケースは、
最近あんまりないなあ。
何が言いたいかというと、短いでしょ、いまのテレビドラマ。
およそ3ヶ月、11話か12話で完結するから、
たとえば死んだはずの人間が実は生きていたと聞かされても、
死んでたはずの期間が短いから、あんまり驚けない。
なぜ3ヶ月タームで新作をつくるんでしょうね。
回転が早けりゃ飽きられないということなのかな。
でも、1回見逃すと二度と展開についていけない恐れもあるのにね。
じっくり腰を据えて見るに値する、
そういう中期程度のドラマって出てこないかなあ。
昔のドラマってけっこう長かったよなあ。
そんなことを考えるのは、年をくったせいかなあ。
どうです? この時期、どのドラマがおもしろいですか?
