甲子園のスイッチ

3日目にして、すっかり囚われの身となっております。甲子園。
なぜ毎年こうも見入ってしまうのかを考えるんだけど、
いわゆる高校球児の爽やかさを期待する以上に、
その場の空気感を読んだりするのが好きなんですね。
ま、いやらしい見方です。

三振をいくつも積み上げて完封勝ちするチームも、
あるいはささいなエラーから大量得点を喫して負けたチームも、
その試合が今日じゃなかったら、相手が違ったら、
まるで異なる結果を得ていたかもしれない。

おそらく根本的に、どこも実力差はそれほどないんですよね。
時に「超高校級」という選手が現れるけど、
同じチームの先発9人全員がそうであることはほぼないでしょ。
となると、何が勝敗を分けるか? 勢いってやつです。

小さな想定外の連鎖で生まれる、実力という名の翼に吹く追い風。
それを先にとらえたチームが勝っちゃう。
そうした甲子園のスイッチみたいなものがいつ起動するのか、
それを確かめたくて見てるような気がします。

とんでもないなあと思うのは、地方予選から全国大会まで、
一度たりともその勢いを失わない学校が毎年一校だけあること。
10試合以上やって、一度もないんですよ。
そんな奇跡的なチームが、この1回戦のどこかにいます。
どこなんだろうねぇ。

各交通機関の混雑状況が伝えられたりして、
いよいよお盆休みですね。
故郷で見る甲子園は、ちょっと違った映り方をするのかなあ。


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