ゆかた

土曜日の午後あたり、都内を電車で動いていると、
浴衣姿がけっこう目につきます。
そう言えばユニクロあたりでも3000円くらいで売ってるんですよね。
浴衣の適正価格なんてまるで知らないんだけど、
それでも3000円はやっぱり安いと思うし、
それだけ浴衣がカジュアル化してるってことなんでしょう。

そうして若い人たちが和物に興味を持つ様子を見ると、
つい「本来はね」などと口をはさみたくなるのは大人の悪い癖です。
が、浴衣と書いてゆかたと読むのは、
平安時代の湯帷子=ゆかたびらが原型なんだそうですね。
大勢の人と沐浴する際、素肌を隠すために用いたのが
湯に入るときの帷子(裏地のないひとえの衣服)で、
それが江戸時代になって庶民が愛好するようになり、
いつしか浴衣と呼ばれるようになった。
ゆえに当時から着物のなかでもカジュアルな類だったんだけど、
あくまで略装であり、近所あたりで着るものとされていたそうです。

んなことは、いまとなってはどうでもいいですね。
若い娘さんたちにすれば、ファッションにおける小さな決意みたいな
もんだろうから、多少着崩れたまんま電車を乗り継いでも、
ぜ~んぜんよいわけです。

なんだかんだ言っても、やっぱり浴衣姿はいいよね。
帰郷して盆祭り、なんてのも、和風フォーマル情緒的にグッときます。
もう故郷に着きましたか?


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社