うけるぅ
柳原可南子ちゃんが気になってるんです。
いまごろそんなこと言ってると「うけるぅ」とか茶化されそうだけど、
彼女のセンスは、たぶん彼女の年代より
ずっと上の世代のほうが刺さってるんですよね。
いたたまれない気分とともに。
可南子ちゃんが見せるリアルな「いまどき」と日々接する大人たちは、
その態度や言動にかなり嫌悪感を覚えつつも、
それが彼ら彼女らにはさして悪意がない「普通」なんだと気がつくと、
相当にがっくりしちゃうわけです。
いっさいがっさいひっくるめて
そういう時代なのかと戦意喪失する、感じ。
もはや日本人の大人は日本人の子供を叱れないんですかね。
CMの世界じゃ、トミー・リー・ジョーンズという外人さんが演じる
ジョーンズという宇宙人に怒ってもらってるでしょ。
そんな面倒な段取りを用意しないと、
「いまどき」に喝が入れられないのかなあ。
そうした時代の不甲斐なさを、
可南子ちゃんの笑いは浮き彫りにしてるんじゃないか、
とか、思うわけです。
だから、かなり黒いですよ、彼女のセンスは。
しかも「ムカつく」だけで出口がないから、ブラックホール状の笑いです。
スゴい子が出てきたなあと、
彼女をテレビで見かけるたび感心してんですよねぇ。
