少年鉄ちゃん
目の前に小さな踏切。
クルマで横切れば、左右にささやかな単線の線路が延びる。
これって○○線じゃないの? と尋ねたら、
「○○線は電化されてるから。これは●●線」とぶっきらぼうなセリフ。
その答え方にちょっとムッとして、なんでそうだと言い切れるの?
と大人気もなく聞き返したら、
「だって○○線にはひとりで乗ったことがあるもん」だって。
自宅から100キロ以上も離れたローカル線乗車経験者に
かなうはずがありませんな。
11歳の少年の知識に、完膚なきまで打ちのめされました。
一昨日、ある撮影の親子モデルとして参加してくれた、
小学6年生のユウくん。筋金入りの鉄道オタク。
路線別の線路の幅や、他社路線に乗入れ可能な車両の違い等々、
息子くらいの子供の話に深く聞き入りましたね。
いわゆるオタク的風貌ではなく、サッカーとかやってそうなスタイルで、
11歳らしいむじゃきな部分はそこかしこからこぼれてるんだけど、
鉄道の話題になると、いきなり目が据わる感じ。
お母さんもさすがに心配しているらしい。
「だからさ、最近は“鉄道ファン”買ってくれないんだ」
けけっ、自分の小遣いで買えっての。
でもね、いいよね。少年が乗り物好きってのは正しいです。
だから話を合わせたくて、いろいろ質問してみたんですね。
新しい新幹線の700系はどうなのよ?
「あれ、ダサい」。JRの人が聞いたら気絶するかもなあ。
ちなみにユウ君がもっとも気に入ってるのは常磐線。
普通の路線が好きなんだって。う~む、オタクの世界は深いな。
