報い

報い。報いる。報われる。
ここのところ、なぜか気になってる言葉。

報われねぇなあ、と思うことがあったとして、それはつまり、
誰かの期待や恩に報いようと努めているのに、
それに見合う報いを受けた気がしないということですよね。
そういう無償の愛のような気持ちを欠き続けていると、
やがて神様から不幸行きの切符を無言で手渡されるような、
よからぬ報いがやってくる、かもしれない……。

報、という字の訓読みバリエーションは、
かように微妙な異なりをともなっているわけです。
最近、報われてますか?

報道という言葉もあります。
柔道や剣道のように、一生かけてその専門をまっとうするものとして
道という言葉がつながっているとしたら、
報いの道とは、誰が誰に一生かけて報いようとするんだろうか?

事件や事故を大急ぎで報告する現場にはいない僕ではあるけど、
何かを報じる立場にはいて、それが報いの道だと言われたら、
どんな修行をしたらいいんだろうと考えてみたりしたわけです。
道=修行ってのも実に短絡的ではあるけど。

そうして時々、ひどく文字にこだわったりします。
どうでもいい思い込みなんですけどね。
しかし、報いって、それだけで意味深長で、
たとえば小説や歌のタイトルになりそうな語感があるよな。


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