いやらしい戦術

今週のニュースでもっとも印象に残ったのは物価上昇かなあ。
ガソリンの価格が大変なことになってるんだ。

なぜガソリンが高くなったかを僕が話すとかなりデンジャラスだけど、
[その1]中国やインドなどが急成長を遂げて原油の需要が拡大した。
が、[その2]原油産出国は90年代あたりに原油が
安値安定しちゃったので、生産量を増やそうとはしなかった。
そうして需要と供給のバランスが崩れて、いわゆるインフレを起こした。

[その3]でも現実的には、将来的にも原油価格が
上がるとにらんだ人たちが現物や先物商品を買い占めに走ったことが、
今回の急騰の直接的な原因じゃないかと言われてるらしい。
誰だそいつは、って感じ。

でだ、原油が高いなら別の燃料を使おうじゃないかということで、
穀物からつくるバイオ燃料が注目されて、
今度は穀物の価格が高くなった。
その影響が、カップラーメンやマヨネーズなどの価格に反映……。

結局のところ、燃料争奪戦なんですよね。
市場や相場という戦場の空中戦が僕ら一般人に被害を及ぼしてる。
いずれにしても不透明なんですよ。
正義の味方も稀代の悪漢も姿を表さない戦争。
解雇を言い渡された親方が無言のまま、
燃料を喰いそうな大きなクルマにその身を押し込む様子を見てもね、
そう思いましたね。

複雑な事情とやらで真相を覆いつくすのが、いまの戦術なんでしょう。
いやらしいよねぇ。


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