時代の最高
僕の持っているクルマやオートバイが
けっこう古いものであることは折に触れて話してきました。
そういうのが好きだと、こいつには骨董の趣味があるのか
と思われるかもしれない。でもね、ちょっと違うんです。
古いから好きなんじゃなく、好きなものが古いだけ。
しかし『碓氷峠鉄道文化むら』で
蒸気機関車や電気機関車を目の当たりにして、
なんてカッコいいんだと思ったりすると、
ただ単純に古いものが好きなのかなあと
己の信念みたいなものが揺るぎます。
いや、やっぱり違うな。
蒸気機関車や電気機関車に感動するのって、
たぶん「時代の最高」に共感してるからだと思うんですね。
いずれもこれ以上ないところまで進化して、
同時に解決不可能な問題もはっきりして、地代に移る。
そうして大きな山を一気に上り詰めたものって、
圧倒的な達成感をたたえているんですよね。僕はそれが好き。
そういう見識においてクルマやオートバイを探していったら
いまのものにたどりついた。そういうことになるのかなあ。
環境問題は無視できない。古い基準でつくられた乗り物を
大声で良しと言えないのも事実。
だから、現代レベルで好きになれるものが出てくるのを
いつも待ってるんですけどねぇ。
今週から東京モーターショーがはじまります。
かつて単純に憧れた「夢の21世紀」に到達して約20年、
「時代の最高」になり得そうな新作と出会えたらうれしんだけどなあ。
