強引なスタイル
僕には帽子が似合わない。
というか、被り物全般、なんかおかしな具合になる。
不似合いなのは顔が大きめだからに他ならず、
帽子で髪を押さえると顔のサイズが鮮明になり、
別に気にしちゃいないけど、ときどき悔しい思いもする。
とは言え、いくつか帽子を持っています。いずれもニット系キャップ。
それを目深に被ると、なんとなく納得できたりする。
もうひとつ重要なのは髪の長さ。
帽子からはみ出る髪の量が多いと、かろうじてキャップが
セーフになるという個人的客観性を発見したのは、
実際に髪を伸ばしてからですね。
それでも似合っていると声を大にすることはない。
けど、オートバイのヘルメットを脱いだあとや、
出掛けに髪を整える時間がないときなどは帽子が欠かせません。
そこで僕は考えました。強引でいこうと。
似合うかどうかを考えるより、
強引に被り倒して「あいつは帽子も被るヤツなんだ」と
周囲に認知させてしまえばいいんじゃないか。
スタイルの確立って、
あるいはそんな強行突破的単純作業の繰り返しかもしれません。
何が言いたいかというと、某誌の読者アンケート葉書に
「タムラさんは髪を切らないんですか?」と書かれていたそうです。
帽子が必要な場面があるから。それが僕からのアンサーです。
