東京モーターショー

2年に一度の東京モーターショーが一昨日開幕。
この2日間は取材者向けのプレスデイ。一般公開は土曜日から。

僕は昨日行ってきました。「どうだった?」と聞かれます。
ウソのつけない僕は、「なんかねぇ」と答えます。
それに対して「そうだろうなぁ」と応じるのは、
おおむねかつてはクルマに熱心だった人たちです。

クルマって、ちょっと前までは夢そのものと言える存在でした。
100馬力が101馬力になっただけで
画期的な技術革新が行われたとよろこべたり、
あるいはデートで落とせる確率が飛躍的に向上するんだとか、
個人的にささいなところから社会全体に波及するほどの、
さまざまな夢を背負った道具でした。

その記憶がある世代って、つい期待しちゃうんです。
前回より今回のほうが、みたいに。
わかってるんですよ。現代のクルマに求められているものが
以前と違うのは。だけど、だからこそ「なんかねぇ」とため息……。

そういう刷り込みのない人たちには、
僕とは異なる東京モーターショーが待っているはずです。
つまらない、とは言ってませんからね。
そうではなくて、ハリボテのコンセプトカーでさえ
未来の姿と信じられた昔が懐かしいだけなんです。

がっかりしてる本質は、
クルマそのものより時代の変化にあるんだろうなあ。
かつてのクルマ少年がそれについていけないだけ、なんでしょう。


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