新語と旧語

10年ぶりに全面改訂される広辞苑に、
約1万語の“新語”が追加されるというニュースがありましたね。
そのなかには、年配の人にしてみると
「う~む」と唸るような若者言葉もあるそうです。
「うざい」とか「逆切れ」とか「めっちゃ」がその代表になるのかな。
「メタボリック症候群」は、目にしたくない言葉かもしれないですね。

IT関連のキーワードもかなり多いらしいですよ。
「ユビキタス」、「MP3」、「SNS」……。新しいの、買わなきゃ。

かつて一家に一冊と言われた広辞苑も、
版を重ねるたびに発行部数が落ちてるんですって。
1983年に発売された第3版の260万部がピークで、
現在の第5版では100万部。
来年1月の第6版は最初の半年の目標が30万部。う~む。
その一方、電子版が好調らしく、
ゆえにIT関連の新語が増えているのも、
身につまされるような現実なのかもしれんなあ。

僕は、言葉は生き物だと思っています。
たとえ「う~む」な新語も、それが生まれた理由があるはずだから、
できるだけ歓迎するスタンスでおります。
そうして、たとえば仮に招かざる言葉が生まれたとしたら、
招くべき言葉の大事さが再確認できたりもするでしょ。
それでいいんじゃないかと思っています。

しかし、広辞苑第6版の話題でいちばん気になるのは、
改訂で落とされた言葉なんですよね。
消えゆく旧語と生まれ来る新語を比較検証するような
国語の授業があったら、僕は学生服を買ってでも出席したいです。


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