初回
「なんでアンタが来んかった?」
関西弁のアニキに電話で叱られました。
この前の日曜日に初開催されたイベントの話です。
その催しは、あれこれ何かと話題が多く、
どちらかと言えば批判的な意見が多数を占めていました。
「来てみなけりゃ本当のことはわからんやろ?」
僕にとっては仕事に属する内容だったから、気にはなっていた。
けれど具体的な仕事として成立しなかったので見送ったんですね。
それを、まぁ言い訳のように告げたんです。でもね……。
「参加するっちゅう意識はないの?」
結局、かないません。
よく考えたら約束も何もしてないから、怒られる筋合いじゃないけど、
でも、「参加」という意識がなかったのは事実です。
そういう純粋な興味を持てなかった自分を猛省しました。
と同時に、そういう真っ直ぐな気持ちを持てた兄貴に感服したわけです。
「なんにせよ、2回目から来るヤツは舎弟だなあ」
そうなんです。何があっても初回に行かなきゃ本物じゃないんです。
100回目より1回目。
その重要性と、そして取材の意味を考え直しました。
そんなわけで僕は弟になります。
悔やむなあ、ピュアじゃなかった自分を。
