ローカルでリアルなハワイ

三日に一人が自殺――。
物騒な書き出しで申し訳ない。これは、『EAST-WEST JOURNAL』
というハワイの日本語ローカル新聞に載っていた記事の見出しです。
2週間前のホノルル滞在中に読んだのだけど、
ずっと気になっていたんですよね。

記事によると、2001年からの6年間で、
ハワイ州で自殺した人は722人。
それを平均化すると、3日にひとりの計算になるらしい。
世界各地の平均自殺者数なんてまるで知らないけど、
とにかくハワイ州において傷害死のトップが自殺によるものなので、
やはりこれは放っておくことはできないと。ふむ。

さらに記事は、どうやって自殺者を救うかについて触れています。
それを要約すると、精神的にまいっている人がそばにいたら、
親身になって話を聞いてあげよう、ということなんですね。
それって、普通じゃないかと思ったんです。
で、その相当な普通さが引っかかりました。

自殺なんかと縁遠そうなハワイでも、そこに暮らす人々にしてみたら、
ひどく精神が病むような局面だってあるんですよね。
虹が出るたびに浮かれている観光客にとってはショックな事実だけど、
常夏の楽園にだって日常はあるんだと、そう感じ入ったんです。
いや、日常と自殺が“普通”というキーワードで直結するなんて
思っちゃいませんよ。そうじゃないんだけど……。
う~ん、やっぱり持ち出すべき話題じゃなかったかなあ。

しかし、なぜハワイで自らを傷つけるんだろう、
というのが率直な疑問ですけどね。


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