コミュニケーション
「そりゃ田村さんだってコミュニケーションが好きなんですよ」
そうか、オレはコミュニケーションが好きだったのか!!
というように……、
僕は肝心なことを人から指摘されるまで気づけない男です。
数年前、むっつりスケベを自覚したときもそうでした。
今回、僕に新たな覚醒をもたらしてくれたのは、
取材で2度目に会ったデザイナー。
互いの仕事の進め方をを話しているときに、そう言われました。
誰かの興味深い話をどうやって的確に伝えるか。
それが好きでこの仕事をやっていて、でもこの仕事が好きな理由が、
どうにも言語化できずにいたんです。
そうか、コミュニケーションだったのか。ふんふん、なるほどなあ。
一方通行じゃないんですよね、コミュニケーションって。
完全な理解が得られなくても、相互間のやりとりがあるものなんです。
僕が何かを書くのもそう。
それが誰かの目に触れたとき、100分の1ミリでも感情が動いてほしい。
実はいつでもそう思っているんです。
だからコミュニケーション好きと言われて腑に落ちた。
いつだったかアメリカの人に、
「縁」の意味を伝えたくて必死に言葉を探したんだけど、
うまく理解してもらえなかったんですね。
あのとき、それはコミュニケーションだよと言えばよかったかも?
昨日に引き続き、来年は男前なコミュニケーションを目指そうと、
たったいま決めました。
