「これでよろし?」
いつか書いたかもしれないけど、
近所の公園のちょっと先にお肉屋さんがあって、
ときどきそこのコロッケを買います。ハムカツも買うね。
そこんちのご夫婦のファンなんです。
腰の低い旦那さんは、注文を言い終わると「これでよろし?」と
聞き返してくれて、奥さんのソプラノボイスは
お肉屋さんにしとくにはもったいないほど。
その声が聞きたくてカニクリームコロッケも買っちゃうんだ。
大きくひるがえって、たぶんどこかのコンビニだったと思うけど、
レジで手を握られました。
釣銭がお客の手からこぼれ落ちないための気配りだと思うけど、
びっくりしたな。他の店じゃ男の人にもされたもんなあ。
だからきっと、マニュアルにのっとったサービスの一環なんだろうけど、
それがマニュアルじゃなく、個性から発したサービスだったなら、
いささか驚きはしてもリピーターになりたい気持ちが
芽生えるかもしれないんですよね。
個性豊かなサービスを店主が奨励しちゃうと、
おそらく店員のサービス均質化が保てなくて、
それでマニュアルに頼るのかな?
でも、過多であれ過少であれ、均質化したサービスとお肉屋さんの
毎度おなじみ「これでよろし?」は、根本的に違うと思うんですよ。
もしそのお肉屋さんの近くにおいしいコロッケ専門店ができても、
僕は旦那さんとこで買う!
それは他じゃ買えない「これでよろし?」も込みのコロッケだから。
サービスってむずかしいのかな? どうですか?
