事に仕える、って書く
よく、「あんたは好きな仕事ができていいねぇ」と言われます。
問いなのか感想なのかはっきりしないそういうセリフに対して、
「そうですねぇ」みたいな、
実にあいまいな返答をしちゃうんですね。
なぜかというと、本当にそうなのかとつい考えちゃうから。
好きか嫌いかという二者択一なら好きと答えるけど、
この仕事に関しては、というか仕事全域に渡って、
好きと嫌いの間には雨季のナイル川より幅があると思うんです。
そこを見渡して、自分はいまどの辺を漕いでるのかと
判断しようとしても位置が確かめられない。そういう感じ。
ただ、どこまで漕いでいけるのか、どこへたどり着こうとしているのか、
そういう興味は常に持っていて、だからなんというか、
先の見えなさに不安より期待を抱いているのが、
いま僕のやっている仕事というもの、なんじゃないかと思います。
たぶん、のん気なんです、キリギリス的に。
品行方正で働き者のアリから見たらしょ~もないヤツだけど、
アリたちに品行方正と働き者の在り方とは何かを
証明することはできる存在。って、何だそれ?
2年後くらいに社会人になる若者向けの印刷物をつくる仕事をしていて、
僕らがつくったものが働く意欲につながったらいいなと、
そんなふうに思ったところです。
