姪っ子

今日は姪っ子の誕生日。弟の二番目の子供。6歳になります。

お盆の予定について母親と電話で話したら、ついこの間、
「どうしておじいちゃんはしんじゃったの?」と聞かれたんだって。
それから、写真が趣味だった父親は彼女の兄、
つまり初孫の長男はさんざん撮ったのに自分の写真が一枚もなくて
「どうしてわたしはとってくれなかったの?」と、
少しむくれても見せたらしい。

僕の6歳のときの記憶はかなり薄いものになったけど、
それでもそのくらいの年ごろになると、いわゆるルーツというか、
人と人のつながりに興味を覚えるようになるのかもしれません。

そうじゃなくて、キミの写真は何より誰より撮りたかったと思うよ。
なにしろ僕らの家族ではじめての女の子だったし。
それにね、キミのお兄ちゃんがうんと小さかったとき、
ちっとも懐いてくれなくて泣いたんだよ。
あんまりたやすく涙をこぼすから、情けなくて笑っちゃったんだ。
もし、向こう岸に逝った人がこちら側の人間を守ってくれるとしたら、
そうだね、キミやキミのお兄ちゃんのことを考えるんだろうな。
おばあちゃん、かな? どうだろう。

なんて話を僕が彼女にいつできるのかはわかりません。
でも、話したい気持ちにさせてくれただけで、
なんだろう、感謝したくなります。

今日も、きっと誰かの記念日。
おめでとう、ありがとう。さよなら、こんにちは。


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