主人公の覚悟

結婚式に呼ばれました。特に女性に人気の式場らしかった。
そんなわけでとなりにいた20代の独身女性(仕事仲間)に質問。
こういう光景を見ているとウェディングドレスとか着たくなる?

「それもそうだけど、自分が主役になれるから結婚式をしてみたい」
という答えが返ってきました。ちょっと興味深かったなあ。

式というのは、確かに主役がいるわけです。結婚式なら新郎新婦。
その主役が式の中心にいて、同心円的な広がりの中に、
脇役、というか参加者が存在する。
結婚式の場合、その円には祝という気持ちが渦巻くわけだけど、
直径が大きければ、つまり参列者の数や、
あるいは円の飾り方で良し悪しは決まらないと思うんですね。

中心と周囲の間で、心から祝いたい、または祝われたいという
気持ちの交換量が、やっぱりとても大事です。
僕がこれまで参加した素敵な式というのは、それがどんな式であれ、
ただの式次第とは別のところで気持ちがほころんでた。

と同時に思うのは、自分が主役になったときには
いろんなことが試されるんだなあということ。
その結果は、前夜の一夜漬けでつくろうことはできず、
要するに普段の自分がいかに人と接してきたかの成果なんですよね。
そう考えると、主役になるには覚悟が必要で、
式ってのはなかなかコワいものです。

そんなわけで昨日のお式は、そこら中で気持ちがほころんでいた
なかなか気持ちのよい円でしたよ。


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