日々のささいな達成感
誰にも理解されない自分だけのささやかな達成感、
というのが誰にでもあると思うんです。
僕の場合は、ボールペン。青インクの、1.6ミリ超極太。
1.6ミリってのは、ドボドボと表現して間違いないほど
インクが出るから実に書きやすいし、筆圧も低めでOK。
ほぼ速記といっていいインタビュー取材では、
決して欠くことのできない道具です。
ただし、インクの減りが早い。見る間に消耗します。
ゆえに僕はその換え芯を、現状で4箱、計40本キープしています。
そうそう、この前なんか1日4人の取材で芯1本を使い切りました。
そういうときは、インタビューをさえぎってでも芯を交換します。
なんかね、内心は得意げなんですよ。アホでしょ。
むふふ、最後まで振り絞ったぜ、とかほくそ笑むんですからね。
いやまぁ本当にどうでもよくて、誰にも理解されない僕だけのよろこび。
そんなことが日常のある場面で達成感を呼び、
今日も楽しく生きることができる。
オリンピックの選手だって、もしかしたらそういう積み重ねが
北京につながってるんじゃないかな。レベルは違うだろうけどね。
背番号17の上野投手は3試合投げ続けたんでしょ?
一滴もインクが残っていないみたいに、
すべてを使い切った感じなのかなあ。
