夏休み
ちょっと前、2人の小学生の子供を持つ友だちに会ったとき、
やっぱり子供が夏休みだとお父さんは大変なの?
と何気なくたずねたら、こう答えました
「オレより子供たちのほうが忙しいよ。午前10時から夜9時まで、
習い事や塾でスケジュールがぎっしりだ」
こういう話をするとき、父であれ母であれ、
なぜかみんなさびしそうな顔をするような気がします。
だからその度に聞かなきゃよかったと思います。
いつだったか、新卒面接を担当している別の友だちは
こう愚痴ってました。
「ゆとり教育世代はダメだな。熱ってもんをまるで感じない」
どこからどこまでをその世代と呼ぶのか僕にはわからないけど、
投網を投げるようなざっくりとした感触で、
そういうもんかもなあと共感したりします。
昨日の仕事で会った21世紀生まれの兄弟は、
移動の車中でこそ大人しかったものの、
森や田んぼが広がる撮影現場に到着したら、
いきなりあちこち探検に出かけてしまいました。
小さなカエルをつかまえてきて、
「木にへばりついてた」とか見せてくれたり。
僕が小学生だったころのいま時期は、
仲間とチャリンコ転がしてほうぼうのプールをめぐり、
弟とどっちが色が黒いか言い争い、
手つかずの大量の宿題から目をそらし続けていた。
まぁなんとなく、夏休みもあと少しなんだなあと思ったんです。
