一芸、多芸
一昨日紹介した、藤波“ダーリン”貴久くんのメール。
再び返信があって、「そのまんまアップしないでくださいよ!」
と怒られてしまいました。
ごめんゴメン。いやさ、なんか素朴でいい文章だなあと思ってね。
と言いつつ、またそのまんま報告しちゃった。
僕はけっこう、プロの書き手ではない人の文が好きなんです。
どう読ませよう、みたいなヒネリがない素直さがステキで。
ひとまず職業物書きとして御代を頂戴している僕ではあるけど、
書き慣れた自分には決して書けない個性を発見すると、
オレはこの商売を続けていいのか? と悩むこともあります。
写真家の文章もいいですね。小学3年生みたいな感性なんです。
すべてのカメラマンがそうではないけど、
ナイスな写真を撮っている人ほど、その人が撮る写真によく似て、
伝えたいことがまっすぐ迫ってくる。
文法なんて屁のカッパだぜ、みたいな感じで。
一芸に秀でた人は、一芸に秀でるために
他の芸などに時間を費やすのを惜しんだはずです。
それでも一芸が多芸に通じてしまう。
器用、とはちょっと違いますね。
おそらく何かを誰かに伝えるのが生まれつき得意で、
もしかしたら偶然に近い状況でその一芸を選んだに過ぎないのでは?
そんなふうに思います。
そこから導き出される答えのひとつは、驕るなオレ、であり、
もうひとつは、もっと一芸に精進しろオレ、であります。
