ソーシャルなコント

恥ずかしさも度を越すと笑えますわ。
一昨日、電車で帰宅中、そこそこ混んでた車内で
本を立ち読みしていたら、いきなり急ブレーキがかかったわけです。
うっかりバランスを崩した僕は、反射的に高みに手を伸ばした。
吊り革を求めていた指の先に見えたのは、横に長い中刷り広告。
こりゃいかんと脳のどっかでは赤信号が灯ったけど、
もはや体は止まらない……。

で、しっかりつかんじゃった。
言うまでもなく中刷り広告は引っぱられ、裂けはしなかったけど
パッチンと止めるホルダーから半分が外れた。
もうこの時点で自分のソーシャルな失敗に失笑がこぼれました。
コントかよ! ってね。

でも、それが本物のコントなら場面が変わってくれるけど、
リアルな車内なので、ビロンと伸びた広告をそのままにはできない。
これ戻すのかオレ? そんなヤツ見たことないぞ?
と思ったらさらにおかしくなった。
声は出してないけど、もしかしたら顔はゆるんでたかなあ。

ふと、左に立っていた僕より背が高い男性を見たら、
目が合った瞬間にそっぽを向かれました。
右側の女性は、半身の背中から“こっち見るなオーラ”が出ていた。

誰も手伝ってくれません。それはいいんです。
そのことに怒りなど微塵もなく、
それ以上に困った空気をつくったことに申し訳ない気分でした。

電車に乗るのはむずかしい。でも、おもしろいことも多い。
屁のカッパみたいな話でごめんなさい。
さ、今日も社会と交わっていこう!


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社