気づき
気づき、という言葉がここんとこ気になっているわけです。
気づく、という動詞が名詞になって、
気づき、になっただけじゃすまない何かがあるような……。
だってね、たとえば「いい加減に気づけよ」という文脈に
気づきを組み込もうとするとなかなかむずかしい。
「いい加減に気づきを持てよ」とか、
もとのセンテンスのちょっと乱暴な雰囲気が薄まって、
なんだか高級なセリフになっちゃうでしょ。
気づき、というのは、
どうやらコンサルティング業界の専門用語みたいです。
なるほど、頭がよさそうだ。
で、じゃ、となると、気づきって何だという話になります。
こういう場合は他の言葉に置き換える努力が必要ですね。
僕の感覚では、感応がいちばん近いかなあ。
【感じて応じる】という具合に、いくつかの意味合いをミキサーに入れ、
それぞれから大事な養分だけを抜き取った
野菜ジュースみたいな感じがするんです。
ただ、いまのところ的を得た使い方がつかめていない。
でも、そのうち原稿に採り入れたいと思っています。
おもしろい可能性を秘めた言葉だと、そんな予感があるんですよ。
とか、目がカスカスになって目薬さしながらまたしても朝を迎えて、
どうでもいいこと考えている自分に休息の気づきを。
