編集された魅力
今日はオートバイの話です。
ハーレーダビッドソンが2009年モデルとして発売した
XR1200という新型がずっと気になっていて、
ついこの間、ようやく試乗することができました。
新型が気になること自体、実は僕にとっては珍しいことで、
そんな気持ちになったのは久しぶりでした。
なぜXR1200に乗りたくなったかを話すと長くなるので割愛しますが、
要は、久々にオートバイらしいスタイルを持っていたのです。
ただ、形だけ上手にそれらしくまとめられていても
中身はそうでもなかった、ということは少なくなく、
最近はそういうパターンが多くなってきて、
だから最初からあまり期待しないほうがいいという、
ある意味で負の経験則が高まっちゃうわけです。
でも、オートバイやクルマという、かつての少年たちにとって
もっとも光り輝いて見えた時代の最先端は、やはり現代でも
時代の先端をゆく諸問題、特に環境に関する難題に直面して、
かなり乱暴な表現をすれば、キバを失ってしまった。
それも時代の流れというヤツなので、いちいち抗ってもねぇ。
XR1200にしてもそうです。けれど、編集が上手だったなあ。
このオートバイのエンジンは別のモデルから流用されたものだけど、
XR1200でこそ味わいのようなものを感じました。
昔風のスタイリングにしても、あくまで昔風なんですよね。
そうした風味とも言えるアレンジは、
筋の通った編集力があれば現代でも形にすることができるんだと、
そんなことを教わりました。
編集、ね。キーワードとして再認識しなきゃならんぞと、
これまた久々にマジメに考えてみたのでした。
