楽しい言葉
『リアルデザイン』誌の連載インタビューで、
クリエイターと呼ばれる人たちと毎月会うんですが、
誰もが自分の仕事を楽しそうに語るわけです。
少年のように瞳を輝かせて、って表現があるでしょ。もう爛々。
語弊覚悟で言えば、そうしてうれしそうに説明されると、
すべての製品の素敵さが、少なくても5割増しになる。
オーラというかパワーというか、そうだ、魅力ね。魅せる力。
人が放つ楽しい空気にはそういう力が宿り、
強力な電磁石または急角度のアリ地獄のように、
どうしようもなく人は吸い寄せられてしまうのです。
昨日会った、ロンドン在住の安積 伸さんもそんな魅力がありました。
11月3日まで東京・六本木で開催されている、
『24/7 Bedroom=Sleep?』という新作発表会のために来日。
見た瞬間、「いいなあ」と口に出てしまうベッドや家具がありますよ。
僕が役得なのは、デザインした本人の話を聞いて素直に
「いいなあ」と言えること。困るのは、毎回欲しくなっちゃうこと。
デザイナーにすれば、製品ですべてを語りたいんだろうけど、
製品に宿る言葉というのもあって、つまり魅力というのは、
そういう文字にならない言葉そのものなんですね、きっと。
それを文字に置き換えようとする仕事ってのは、
まぁ本当に厄介でむずかしいもんです。ふぃ~。
