honesty
スコッティ・キャメロン ミュージアム&ギャラリーに行ってきました。
静岡県磐田市です。
スコッティ・キャメロンというのは、あのタイガー・ウッズが
数々の神話的勝利を達成させたパターのブランドで、
僕と同い年の製作者の名前でもあります。
精巧で美しく、そして高価。世界中に熱狂的な愛好者がいるパター。
そのキャメロンの博物館、実は地球上にここだけ。
母国アメリカになく、かつ日本でも人が集まる場所でもない。不思議!
いまから数年前、磐田市のゴルフ場オーナーが、
コレクターズ・アイテム的存在ゆえ流通価格の不安定さを疑問に感じ、
アメリカのキャメロンに手紙を書いた。
「そんなアンバランスな一流ブランドはない」と。
それから数ヵ月後、今度はキャメロン本人から事情と所感が
記された手紙が届いた。非難をしたためたオーナーも、
本当に返事が来るとは思わなかったそうな。
そうしたやりとりがきっかけになり、博物館が建設された……。
きっと、互いの意見交換に最大限の敬意が払われていたと思うんです。
文句を言うだけなら、あるいはそれに耳を貸さないのも、どちらも簡単。
相手を追い詰めたり、声高に反論するのが
目的じゃないところが素晴らしいなと。
核心の突き方、その流儀と作法にコミュニケーションの真理を
教わった気がしました。誠実って、夢でも希望でも理想でもないんだ。
