最後のWBC

もういいですね。半ば蹂躙されていたというか、
だからいまは解放感いっぱいというかね。
いずれにせよ、昨日で最後のWBCです。

ほら、テレビニュースなんかで電気店のテレビに群がる人々の
映像が流れたりしたでしょ。あの輪に僕も入ってました。
渋谷で、9回の裏だけ。いやまったく本当に黒山の人だかりでした。
誰もが仕事なんかしている場合じゃないって勢いで、熱気出しまくり。
ダルビッシュが投げるたびに一喜一憂です。

僕の後ろには若い会社員らしきグループがいて、
これがまたみんなおしゃべりなんだけど、ひとりの女性が
「ここでホームラン打たれたらどうなっちゃうの?」と、
そこにいた全員が考えたくもない予想を平気で口にしたり。

あの電気屋の一角はあの瞬間だけパブリックな茶の間でしたね。
昭和の真ん中の街頭テレビってあんな感じだったのかなあ。

力、というものを感じました。世界、野球、テレビ。
そのどれもが少し前から廃れたものとして扱われるようになったけれど、
結局のところ、中身ですよね。希少で貴重で、つまりおもしろければ
誰もの絶対的な興味を引くことができる。
それは昭和だって平成だって関係ないんですね。

で、ただの昭和つながりですが、
『ALLWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌になったバンチキの
『花の名』という歌が、いまさらですが最高に僕のなかでヒットしてます。
「言えないことなのにどうして伝わるんだろう」ってね。響くなあ。


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